フードローテーションのおすすめ

愛犬の健康を守るフードローテーションのすすめ

飼い主様の中には「ずっと同じフードを与え続けている」という方も多くいらっしゃいます。
そこでご提案したいのが「フードローテーション」です。1~2か月ごとに主原料やレシピを切り替え、
チキン・ラム・魚など、異なる原材料を計画的にローテーションすることで
・食材バリエーションの拡大
・食いつき維持のサポート
・長期的な健康維持への貢献
といったメリットを伝えることができます。

レジームスモールの《チキン》と《ラム》が同価格となったことで、
「2種類をローテーションで試す」というご提案はいかがでしょうか。
「今回はチキン、次はラム」と、飼い主様が楽しみながら愛犬に与えられる選択肢が広がります。

この機会にぜひ、売場やご案内の中でフードローテーションを切り口としたご提案をおすすめください。

ここでは、フードローテーションのメリットや取り入れ方のポイントをご紹介いたします。

1. 栄養バランスの幅が広がる

原材料によって、含まれる栄養素やそのバランスは微妙に異なります。
異なるフードを組み合わせて与えることで、単一フードに偏らない栄養摂取が可能になります。

たんぱく質源を変えるメリット

  • アミノ酸バランスの違い
    チキンやラムなど、動物ごとに含まれる必須アミノ酸の量やバランスは異なります。
    例:チキンは消化しやすく良質なたんぱく質で、リジンやトリプトファンが豊富です。
    ラムはメチオニンやリジンが比較的多く、チキンとは異なるアミノ酸バランスを持っています。
    複数のタンパク源をローテーションすることで、必須アミノ酸をよりバランス良く摂取できます。
  • ミネラルやビタミンのバランスの違い
    チキンにはナイアシンやビタミンB6が多く、ラムには鉄や亜鉛、ビタミンB群が豊富に含まれています。
    フードごとに含まれる栄養素のバランスは微妙に異なるため、複数のたんぱく質源をローテーションすることで、さまざまな栄養素をバランスよく取り入れやすくなり、長く健康を維持することに役立ちます。

食物繊維源を変えるメリット

  • セルロース、玄米、ポテト、オーツ胚芽、えんどう豆繊維、大麦などは、それぞれ水溶性・不溶性食物繊維を含みます。レジームシリーズでは、チキンとラムで食物繊維源の配合比率を変えることで、腸内環境への働きにも違いを持たせています。
  • 腸内細菌は食物繊維の種類によって増えやすい菌が異なります。さまざまな繊維を摂ることで腸内フローラの多様性を保ちやすくなり、消化や免疫の健康をサポートします。

2. 食べ飽きを防ぎ、嗜好性を維持

犬も同じ味や香りを食べ続けると飽きてしまい、食欲が低下することがあります。
フードローテーションなら、常に新鮮な香りや味を楽しめるため、食いつきを維持できます。

3. 食物アレルギーのリスク軽減

同じたんぱく質源を長期間与え続けると、まれに免疫が過剰反応し、食物アレルギーを発症することがあります。たんぱく質源を定期的に切り替えることで、こうしたリスクを軽減しやすくなります。

4. 便の安定と消化サポート

フードローテーションは、腸内環境の多様性や消化の適応力を高めることが期待され、便の安定に役立つ場合があります。

その理由

  1. 腸内細菌の多様性が高まる
    原材料ごとに含まれる食物繊維やオリゴ糖の種類は異なり、それぞれをエサにする腸内細菌の働きも異なります。多様な原材料を摂ることで、腸内細菌の多様性が保たれ、腸内環境が安定しやすくなります。
  2. 消化酵素の適応力がつく
    犬の体は、食べた食材に合わせて消化酵素を調整し、栄養を吸収しやすくします。しかし、単一の食材だけを長期間与えると、新しいフードに切り替えたときに便や消化の変化に敏感になることがあります。そこで、フードローテーションで少しずつ新しい食材を取り入れることで、犬の消化機能の柔軟性をサポートできます。
  3. 腸の蠕動運動を安定させる
    玄米や白米、ポテト、オーツ胚芽、セルロース、えんどう豆繊維、大麦などのさまざまな食物繊維は、腸の蠕動運動をサポートする働きがあります。水溶性・不溶性の繊維をバランスよく摂ることで、便の状態も安定し、腸の健康を保ちやすくなります。

5. 飼い主様の満足度向上

  • 「いろいろ選べる」楽しさを提供できる
  • 健康意識の高い飼い主様に、愛犬のための積極的な食事管理を提案できる

6. 災害時の備えとして

災害時や緊急時には、いつものフードが手に入らないことがあります。あらかじめ複数のフードを用意し、種類を増やしておくことで、愛犬が食べられる選択肢を確保できます。
また、普段からフードローテーションを取り入れておくと、犬もさまざまな食材に慣れているため、突然のフード変更でもストレスや消化不良が起こりにくくなります。
災害時の備えとして、愛犬の健康と安心を守るためにも、フードのバリエーションを増やしておくことは大切です。

フードローテーションは、愛犬にとっての健康習慣であり、飼い主様にとっての新しい楽しみ方のご提案にもなります。
ぜひ売場やご案内の中でご活用いただき、飼い主様へのご提案にお役立てください。

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